まずは前回の記事を見てねー
今回はつよつよ回線とよわよわ回線を
どうやって判断するかをまとめていくよ!
・目次的ななにか
1、PS4の通信診断画面でわかること
・通信速度が大事なんじゃろ?
まずは診断画面をご覧ください。
通信速度(ダウンロード)231.1Mbps
通信速度(アップロード)40.8Mbps
この結果はゲームをする上で十分な数値でしょうか?
そもそもこの通信速度とは何を意味するのでしょうか?
・そもそも通信速度とはなにか
ここで書かれている通信速度と言うのは
『一度に運べるデータの量』
を意味しています。
・この数値が小さいイメージ、一度に少ししか運べない
・この数値が大きいイメージ、一度にたくさん運べる!
そうです、MSよりも軽トラの方がたくさん物を運べます!
物を運ぶことにおいてはMSよりも軽トラのほうが優れているのです!
・運ぶ荷物(データ)はごくわずか!
ゲームの通信で運ぶデータ量は操作情報だけなので
極めて小さいデータ量なんですね。
だから軽トラで運ぶ必要はなくてMSでもお届け出来ちゃう荷物なんです。
それじゃあ、フリーダムで届けたほうが速いんじゃね?
って思ったらもうだいぶ正解!
かなり、つよつよ回線とよわよわ回線の本質に近付いてきましたよ!
さて、改めて先程の数値に戻りましょう。
通信速度(ダウンロード)231.1Mbps
通信速度(アップロード)40.8Mbps
この数値は対戦ゲームをする上で十分に必要な数値と言えます。
どのくらい十分かっていうとネジ一本届けるのに
大型トラック使うくらいに十分な数値と言えます。
でもね(突然の不穏な空気)
これだけではつよつよ回線かよわよわ回線かは一ミリも判断できんのです。
2、PING値とかいう概念
・もう一つの通信速度(PING)
さっきフリーダムのほうが速いじゃん?ってなりましたよね。
それこそがもう一つの通信速度の概念である「PING値」です。
例えば20km先に操作情報という極めて小さい荷物を届ける場合
軽トラよりフリーダムの方が速く届けられます。
一度に運べる量が軽トラのほうが多くても、所詮軽トラ
無敵のフリーダムガンダムに速度で敵うはずがありません!
フリーダムでお届けしてからケバブ食っても軽トラは到着しないでしょう。
いくら大量の荷物(データ)を一度に運べても到着はクソ遅いんです。
bpsは一度に運べるデータ量
PINGは目的地に到達できる速さ
今日はこれだけ覚えください!
超スーパー大事な概念です!
・通信速度(bps)ではなくて通信速度(PING)が大事!
要するにどれだけ奥のデータを一度に運べるかというのは全く重要ではなくて
どれだけ速くデータを届けられるかが重要なんですね。
つまり今回ご紹介したPING値という数値が非常に重要になってくるるわけです。
ではでは、このPING値を知る方法についても少しご紹介しましょう。
Speedtest by Ookla - The Global Broadband Speed Test
こまけー設定は省略しまして、上記サイトにアクセスして
GOってボタンをポチッと押せば計測できます!
・無線環境でPING値を計測してみた
仕事場が無線環境なので測定してみました。
負荷なし状態で21ms
ダウンロード時は40ms
アップロード時は37ms
割と優秀で草
ちなみにmsとはミリ秒という意味の単位となっています。
つまり21msならデータの到達までに21ミリ秒必要でしたって意味です。
・PING値の目安
さて、これで自分のPING値が判明したわけです。
僕の職場環境は割と優秀と書きましたがその判断基準を
ご説明していきたいと思います。
ゲームの世界では1秒間を60コマで表現することが多いです。
つまり1コマあたり0.016秒くらいになりますね。
これを先程のmsという単位で表現すると16msとなるわけです。
現実的には内部処理などのこまけー理屈が存在しますが
こまけーことは全部ポポイのポイ!ってぶん投げちゃって
構造上16ms以下で到達できれば遅延は全く発生しない事になります。
この説明すらこまけーことなのでわかりやすくまとめましょう!
負荷なし状態で30ms以下なら概ね問題なし!
超スーパーざっくりですがこれくらいの認識でいいです。
理論上ラグは発生しているんですが人類が認識できるレベルではありません。
ただし、これが45msくらいになってくると0.072秒の時間が発生するので
人類でもラグを認識できるようになってきます。
つまり僕の職場の回線でもダウンロードの高負荷状態であればラグくね?
ってなったりするわけですね。(超スーパーわかりやすい事例らしい)
30ms以下ならつよつよ回線、45ms以上ならよわよわ回線
くらいの認識でいいんじゃないですかね。
・通信速度(bps)と通信速度(PING)は比例する傾向にはある
たくさんデータを運べる回線は、そのお届け速度も速い傾向にあるので
bpsの通信速度も実際にはそれなりの目安にはなります。
ですが、あくまでも「傾向」なのでbpsは神数値でもPINGが\(^o^)/オワタ
って回線も存在したりしますから、bpsの数値はあくまでも目安程度に
認識することが大事です。
100Mbps以上あればだいたい安定しているイメージありますね。
3、無線の問題点
・無線でも十分速いじゃんって思うじゃん?
って師匠が言ってた(僕は言ってない)
実はPING値の要件も十分に満たしている無線環境は存在します。
理論上最適状態を維持することができれば無線でも快適な対戦が行えるんですが…
理論上最適状態を維持することが不可能なのです
電波という性質上、どうしても様々な干渉を受けてしまいます。
これが有線に対して無線が絶対に勝てない部分なんですね。
あと電波にに変換するプロセスなんかもあるため同じPING値の
有線と無線を比較した場合圧倒的に有線のほうが安定しているんですよ。
だから格ゲーなんかでも有線こそジャスティス!ってなっているわけですね。
これもこまけー理屈を全部ぶん投げて説明するなら
無線で遊ぶとたまーにラグ発生したり一時停止するじゃん?
だから完璧じゃないなのよ(´・ω・`)
ってことになりますね。
・無線以下の有線も存在はする
とはいえ、極めてレアなケースだと思いますが有線でPING値が\(^o^)/オワタ
ってケースも存在しないわけではないので有線だから完璧というわけでもない。
これはもう回線契約見直したりお引越ししたりしないと解決できないので
有線環境で\(^o^)/オワタって人は改善のためのハードルが高いんですね。
・大事なのはお互いの理解と住み分け
前回の記事でも同じ結論に着地したわけですが
大事なのはお互いのことをしっかりと理解すること
それと無線部屋などの住み分けをしていくことが大事だと思います。
格ゲーなんかはロールバック方式の採用で少しでも
この格差をなくすようにメーカーがガンなbって開発を進めています。
エクバに関しては恐らくロールバック方式は推奨されないので
今後もプレイヤー同士が分かり合っていくことが超スーパー大事なわけです!